十六夜の月、カナリアの戀。

田村ゆかり( 田村由香里 ) 十六夜の月、カナリアの戀。專輯

4.星空のSpica

作詞:椎名可憐
作曲:太田雅友

終わりのない夢を紡ぐ 幾千もの夜を越えて
祈りのように旅は續く 導いていつの日も
ちいさな寶石よ 星空のスピカ

白い砂 風に舞い
灼熱の大地を 通り過ぎた
地平線越えて刻む
どこまでもつながる かすかな足跡
不安のル一プを 振り拂う瞳に映る
真夜中の太陽 真夏のオリオン
今どこかで きみの聲が聞こえた
曇りのないこのこころを 遙か照らす青い星よ
どんなときも步きだせる 遠く近くきらめき
見守ってくれるの
胸の奧にあふれるのは 淚よりも愛にしたい
祈りのように旅は續く 導いていつの日も
ちいさな寶石よ 星空のスピカ

絹糸のような髮に
降り注ぐ砂さえ 拭いもしないで
蜃氣樓搖れて かき鳴らす胸のビオラよ
靜寂のフォルテ クレシェンドの月
いま確かに 生まれてるものがある
私だけをみつめていて 青い星よ きみのように
胸の闇をそっと照らす 遠く近いきらめき
信じて抱きしめる
終わりのない夢を紡ぐ 幾千もの夜を越えて
祈りのように旅は續く きみに會える時まで
輝き續けるわ この胸のスピカ

情熱の嵐 想いのさざ波
ただ會いたくて ただせつなくて
愛しさが奇蹟を奇蹟を起こしてゆくわ
きみに續く長い道を 遙か照らす青い星よ
どんなときも步きだせる 遠く近くきらめき
見守ってくれるの
あの輝き見上げるたび 愛が胸にあふれてゆく
祈りのように旅は續く 導いていつの日も
ちいさな寶石よ 星空のスピカ